あったぜッ!!
『僕の中の君は・・・?』の第1話。
PCのワードの中に途中まで入ってたよ~。
昨日のキサミヅ同様話の内容は多少変わりますがどうぞ。
俺は多分この先平凡な人生を送るのだろう・・・。
そう、何もないまま―――・・・
~僕の中の君は・・・?~
「―――わ。おーい、小河?」
俺の目の前で手をひらひらと振っている小さな少年がいた。
「え?あ、ああ何だ?山都。」
「お前授業終わってるのにボーっとしてるから、死んでないか確認してたんだよ。」
「は?もう授業終わったのか・・・?」
「うん。少し前にね。」
周りを見渡すとみんな友達と喋ったり、走り回っていた。
そして前にある黒板を見た。
「あ・・・、消されてる・・・。」
俺は授業中に考え事をしていてノートを取るのを忘れていた。
「何?お前ノート取ってないの?」
「ああ・・・少し考え事をしていてな。」
「ふーん・・・。珍しいねー、考え事なんて。」
山都は意外そうな顔をした。
「・・・あのな、俺だって悩みぐらいあんの。」
「悩み?」
「一応、受験生なんだから色々あんだよ・・・。」
山都は「ふーん・・・。」と言って、それから少し何か考え事をしている。
「どうした?山都。」
「・・・俺って悩みないなぁって思って・・・。」
「暢気な奴だな・・・。」
「・・・うん。」
そしてまた山都は考え事をして何かを思い出したかの様に手を叩いた。
「悩みあった!」
「・・・お前、悩みなんてあってもいいものじゃねぇぞ。」
「え~・・・。けど、何か大人っぽくてカッコいいじゃん。」
「はいはい。で、お前の悩みって何?」
「小河と高校別々になるから寂しいなぁ・・・ってことが俺の悩み。」
ドキン・・・ッ
俺の心臓の鼓動が打つのが急に早くなった。
そして段々顔がカアァァっと熱くなっていくのが分かった。
・・・っど、どうしたんだよ俺・・・。
こんなのって・・・
まるで―――・・・
-continue-
あとがき。
最後まで読んでくださって有難うございましたッ!!
多分、こんな話だったと思います。
今日の国語の時間は「確か『僕の中の君は・・・?』ってPCの中に途中まであったよな・・・。」ってことばかり考えていてあんまり聞いていませんでした。
私、席一番前なのに。
これからも多少話が違うと思いますが書いていきたいと思います。
出来ればサエ亮も戻していきたいと思います。
以上、あとがきでした。
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