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2024年04月20日  22時20分
自給自萌vV
CATEGORY : [サエ亮]
冬月は毎日“自給自萌”の生活を送っております。

まぁ、仕方ありませんよね。

だって・・・

だって・・・

マイナーが好きだもんッッッ!!!(ウザい

けどね・・・自分の書いたサエ亮に萌えない;



んで、この前、サエ亮を書いているサイト様に遊びに行ったんです。どんなの書いてるんだろーてな感じで。

そしたらサエさんと亮は恋人になります。まぁ、サエ亮だからそうなります。

ここからが私がホントにマイナー道を歩んでいるなぁー、と思ったこと。

余った淳は大体は柳沢かバネさんと付き合う。

どこにも観月と付き合うっていう選択肢はありませんでした。

改めてキサミヅがマイナーと確認した時でした。



で、今日は冬月の中ではとってもメジャーなサエ亮ですv

では、亮編どうぞ☆










僕には君の涙の意味が分からない。

僕には君の悲しみが分からない。

けど、これだけは分かるよ。

君が誰かを想って涙を流していることを。

誰かを想って悲しくなっていることを。







     ~君の涙の訳は・・・?~








リリリリリッ

家の電話が鳴った。

「母さーん、電話鳴ってるよー。」

僕がそう言っても誰からの返事も返って来ない。

電話は鳴り続いている。

「ったく・・・。買い物にでも行ったのかなぁ・・・。」

宿題をしていた手を止め、電話を取りに行った。

電話の画面に表示されていたのは見たことのない番号だった。

「はい、もしもし。」

『やあ、亮。久しぶり。』

電話から聞えてきた声は聞き覚えのある声だった。

「あ・・・淳?」

『せーかい。』

「じゃあ、この番号ってルドルフの寮の?」

『うん。またかけることあると思うから覚えといてね。』

「分かった。ところで今日はどうしたの?」

僕がそう聞くと淳は思い出したように質問に答えた。

『そうそう、六角のみんなは元気にしてる?』

「六角のみんなは元気にしているよ。」

僕がそう言うと淳は少し間を空けてまた言葉を発した。

『・・・“は”ってことは亮は元気じゃないの・・・?』

「・・・元気だよ。」

『そっか。』

「あ・・・。」

その時、不図サエのことを思い出した。

『どうしたの?』

言うべきか迷ったけど、サエの涙の意味を知りたくて言った。

「淳・・・、どうして人は涙を流すのかな・・・?」

僕の変な質問に淳はキチンと答えてくれた。

『それは悲しかったり、嬉しかったり・・・感情があるからだよ。』

「悲しい・・・?」

・・・サエは悲しかったのかな?

じゃあ、どうして悲しかったのだろう。

淳が居なくなったから?

『亮はどうしてそんなことを聞いたの?』

「サエが・・・」

『泣いたの?』

「う・・・うん・・・。」

『で、亮はサエが何で泣いたか分からない?』

「うん・・・。」

『くすくす。自分で考えなよ。』

「え。淳は分かったの?!」

『さぁ?僕はミーティングがあるから電話切るね。』

「ちょっ、淳!」

ガチャッという音がした後、ツーツーという音がずっと鳴り続いた。

淳は・・・分かったんだ・・・。

双子の淳が分かって、僕が分からない・・・?

何で・・・?






「双子でも片方が分かって、片方が分からないことがあるんだ・・・。」

その次の日の部活で僕はサエにそう言った。

「そりゃ、双子は似ていてもまったく同じ人間じゃないんだから、そういうこともあるよ。」

「そーだけど・・・。」

僕は今まで淳の考えていることを全て分かっているつもりだった。

そのつもりだったのに・・・。

「で、その淳が分かって亮が分からないことって何なんだい?」

「あ・・・その・・・」

“サエの涙の意味”なんて言えない。

「・・・僕と淳の秘密だから・・・ッ」

「そっか・・・。」

「サエ・・・?」

「何?」

「どうしてそんな悲しそうな表情するの・・・?」

サエの表情は今にでも泣いてしまいそうな表情だった。

「悲しくないよ。」

けど、“悲しい”という感情以外で表すのなら・・・“悔しい”

どうして?

どうしてサエは悲しそうなんだろう・・・。

偶に思うんだ。

君を悲しくさせているのは僕じゃないかって。

誰か教えて・・・。

サエの涙を原因を。




              -continue-





*アトガキ*

最後まで読んでくださって有難うございますッ!!

やっと亮編の2話をUP出来ました。

この話は少し前の私が授業中(理科)に途中まで書いていて、その紙があったのであんまり悩まずに済みました。

少し前の私、ありがとうッ

けど、もう少し授業を真面目に受けていれば理科の成績下がらずに済んだのに。えへ☆

以上、アトガキでした。
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2007年12月22日  22時44分
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