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#久しぶり~ |
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や・・・やっと小説出来ましたよ・・・。
絶対楽しみにしていた方がいない28です。 もう、かなりの駄文でございます。 どうしようもない駄文ですよ。 では、どうぞ・・・。 若し今の俺が騙している人が居るなら誰なのだろう。 柳生・・・? 「丸井、有難うさん。ちょい用事が有るから行ってくる」 「はぁ?」 バタンッ 部室を勢いよく出た俺の後ろでドアが音を立てて閉まった。
柳生・・・。 俺・・・ッ。 ガララッ! 俺は柳生のクラスの教室の扉を勢いよく開けた。 「はぁ・・・はぁ・・・」 「に・・・仁王君?!」 教室には柳生だけが居た。 「良かった・・・、居って・・・」 「はい?」 「俺の話を聞いてくれへんか?」 「いい・・・ですけど」 「有難うさん。俺な・・・今、苛々しているんじゃ」 「そうなんですか」 柳生は意味不明な話に相槌を打って聞いてくれている。 「その苛々している相手が・・・お前さんが好きって想っている人なんや」 「え・・・?」 「この苛々何やと思う?」 「・・・・・・嫉妬・・・」 「嫉妬?」 嫉妬とは確か・・・自分が好きな人に自分以外の人が関わっている時に抱く憎悪感のことだよな・・・? ああ・・・俺は・・・。 「・・・柳生・・・好きじゃ・・・」 「はい?」 「今気づいた・・・ッ。俺はお前さんのことが好きなんよ・・・」 スッと柳生に近づいて俺は抱きついた。 「に、仁王君ッ?!」 「お前さんに好きな人がいることは知ってる・・・。返事が欲しいわけじゃないから・・・ただ、少しの間だけ・・・こうしていていたい・・・」 きっと突き飛ばされる。 あの時の様に悲しそうな表情をして・・・。 「少しの間しか・・・駄目なんですか・・・?」 「え・・・?」 「私はずっとこうしていたいです・・・」 スッと微かに震えた柳生の腕が俺の背中に回ってきた。 「貴方が嫉妬をしてくれたことに、自惚れてもいいですか・・・?」 「柳生・・・?」 「私も貴方のことが好きと言ったら貴方はどうしますか?断りますか?」 「好きな人が好きと言ってくれてるのに、断る理由なんてないだろ?」 「仁王君・・・貴方が好きです」 「俺も好いとぅよ」 ああ・・・俺が騙していたのは、自分自身のココロだったみたいだ・・・。 ジグソーパズルの最後のピースは君の言葉・・・。 PR |
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