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#HAPPY BIRTHDAY!! |
CATEGORY : [小説] |
今日はクリスマスイブっスね。 今までは誕生日なんてどうでもいいと思っていた。 けど、特別な人が出来るとそう思わなくなった。 好きな人に祝ってもらいたい。 そんなことを思うようになった。 コレって我儘かな・・・? ~その一言が聴きたくて・・・~ 「今日が何の日か覚えてる?」 俺は問いただした。 「え・・・っと、クリスマス・・・イブだよ・・・な?」 そして彼は困ったように答えた。 「・・・一応、正解。だけど、ハズレ。」 「その他に何か有ったか?」 「・・・別に・・・。」 「では、練習を始めるぞ。」 「・・・ハイ。」 忘れんなよ・・・俺の誕生日・・・。 あーあ・・・。今まで誕生日なんてどうでもいいって思っていたから罰でも当たったかな? 俺はあのテニス馬鹿に何を求めているのだろう。 豪華なプレゼント・・・? それとも・・・・・・ 「ふぅ・・・。」 「越前、今日は元気がないがどうかしたのか?」 後ろから手塚部長が俺に聞いた。 アンタの所為だろッ!! 「・・・いーえ。何でもありませんよ。」 「そうか・・・。」 それ以上、手塚部長は何も聞こうとしなかった。 そんなことが俺の心に虚しさを漂わせる。 今日は恋人達のクリスマスイブ。 そして俺の誕生日。 ちっとも楽しくない・・・。 寧ろ寂しい・・・。 「何でもないんで俺もう行きますね。」 「ああ。・・・あ、越前。」 俺を呼び止める声が後ろから聞える。 「部活が終わったら部室に残っておけ。」 「・・・っス。」 俺は今、部室で1人で居る。 ガチャ・・・ 「すまない・・・待たせたな。」 「別にいいっスよ。部長って忙しいもんね。」 部長は俺の横に座った。 「で、話って何っスか?」 どうせ説教だと思うけど。 「今日のお前は練習に集中出来ていなかった。」 ほらね。 「それと・・・」 まだ続くの? もう厭だよ・・・悲しくなってくる・・・。 「誕生日おめでとう・・・リョーマ。」 タンジョウビ・・・? その言葉は一瞬違う国の言葉かと思った。 「聞えなかったのか・・・?」 「いや・・・聞えましたけど・・・部長忘れていたんじゃ・・・。」 「振りをしていただけだ。」 「振り・・・?」 「わ、忘れる訳ないだろ・・・好きなやつの誕生日なんて・・・。」 “好きなやつ” その言葉が俺の虚しかった心を満たした。 ツーッと俺の頬を何かが伝う。 「なっ何で泣くんだ?!」 「俺・・・嬉しくて・・・。」 ああ、俺はこの一言を聴きたかったんだ。 「部長・・・俺も部長のこと好きっス。」 「ああ、誕生日おめでとう俺の好きなリョーマ。」 -END- +アトガキ+ 最後まで読んでくださって有難うございますッ!! リョマの誕生日小説です。 塚リョ。 初めて書きましたよ。 塚リョ好きの方ゴメンなさいッ! 偶にはメジャーの方へ。 てか、この手塚さん寒いですね。(((゜Д゜;)))アワワ・・・ 以上、アトガキでした。 PR |
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