忍者ブログ
[PR]
CATEGORY : []
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024年05月03日  19時41分
でーきた。
CATEGORY : [サエ亮]
あぁ・・・。

久しぶりにサエ亮のカテゴリーを押せた・・・w

はい。

小説出来ました。

佐伯編。(←一発変換では“佐伯変”と出ました^^;

まぁ、去年に亮編を書いたので、皆さん忘れていると思います。

ほら、電話の話ですよ。

淳からの電話があった話ですよ。

亮が涙の意味が分からないとか言ってた話です。

うん。

これで思い出してもらえたかも。

では、どうぞ。










君は俺以外の人が好きで。


君は俺以外の人が大好きで。


君はその人のことを想って泣いた。


けど、俺は君が好きで。


そして、俺は君が大好きで。


だから、俺は君のことを想って泣いた。










       ~違うから好きになった~








「・・・。」


俺の目の前には社会の宿題がある。


いつもながら30分もしない内に終わる筈なのに、今日は違った。


亮のあの泣き顔が頭から離れずにいた。


そんな時だった。


ピピピピピッ


机の上に置いてあった携帯が鳴ったのだ。


しかし、サブディスプレイに表示されていた番号には覚えがなかった。


俺は基本的に知らない番号からの電話には出ない様にしている。


さっきまで部屋中に鳴り響いていた携帯の着信音が止まった。


俺は携帯に向けていた目を宿題の方へ戻した。


しかし、その時だった。


ピピピピピッ


また携帯が鳴った。


しかもサブディスプレイに表示されていた番号はさっきと同じ番号だった。


間違い電話なら早くその間違いに気付かせないとと思って俺は電話に出た。


「も、もしもし・・・」


『あっ。やっと出てくれた。』


電話越しに聞こえてきた声は、とても聞き覚えのある声だった。


「淳・・・だよね?」


『そうだよ。』


「どうしたの?」


『んー、ちょっとサエに聞きたいことがあって』


「聞きたいこと?何?」


『えー・・・っと・・・』


淳は少し怖ず怖ずした声で聞いた。


『間違ってたらゴメン。その・・・』


「どうしたの?」


『サエって、亮のこと好き・・・?』


「え・・・?」


『あ、ゴメン・・・』


「謝らなくていいよ。・・・淳の言ってること当たってるし」


『じゃあ・・・』


「うん。亮のこと好きだよ」


『そっか・・・』


「ゴメン、淳・・・」


『何で謝るの?』


電話越しに不思議がる声が聞こえた。


「淳も亮のことが・・・」


『好きだったよ』


「じゃあ今は?」


『好きだよ・・・今でも』


「・・・」


『ただ、兄弟として・・・だけど』


「亮は本気で淳のこと好きだよ?」


『亮も僕と同じで兄弟としてだよ』


「違う!」


『違わない・・・僕には分かる。双子だから』


「あ・・・」


“双子だから”


その言葉はまるで俺は亮の気持ちが分かってないと言われている気がした。


『・・・ヨシッ!』


「?」


『勿体ないけど、亮はサエにあげるよ』


「淳・・・?」


『けど、サエが亮に何も言わないなら僕がもらうから』


「・・・冗談に聞こえないよ?」


『くすくす。冗談じゃないもん』


「怖いな・・・」


『じゃあ頑張って。ムカつくけど応援しとくから』


「・・・じゃ、じゃあ」


ツーツーツー・・・という機械音が聞こえ俺は電話を切った。











 「双子でも片方が分かって、片方が分からないことがあるんだ・・・。」
 

 その次の日の部活で亮が悲しそうに俺に言ってきた。
 

「そりゃ、双子は似ていてもまったく同じ人間じゃないんだから、そういうこともあるよ。」
 

 「そーだけど・・・。」


そうだよ。


亮だから好きになったんだ。


 「で、その淳が分かって亮が分からないことって何なんだい?」

 
 「あ・・・その・・・」


亮はあたふたしている。
 

 「・・・僕と淳の秘密だから・・・ッ」

 
 「そっか・・・」

 
 「サエ・・・?」

 
 「何?」


 「どうしてそんな悲しそうな表情するの・・・?」

 
 「悲しくないよ」

 
悲しくはない。


ただ、悔しいけど・・・。


俺はどうやっても淳にはなれない。


亮を元気にさせれるのは淳だけって思うととても悔しい。


やっぱり君は淳のことが好きなんだ。


けど、俺は君のことが大好きだよ・・・。







         -continue-









アトガキ


最後まで読んでくださって有難うございましたッ!!

私も基本知らない電話番号からの電話には出ません。

昨日も何か知らない電話番号から掛かって来たんですが出ませんでした。

ブチ切ってやりました。

2回もかかってくるし・・・。

私の携帯よく知らない番号からかかってくるんですよねー。

あー・・・。

最近アトガキがアトガキじゃない。

えーっと、この話は・・・最初の出だしの接続詞が可笑しいです。

サエ亮の佐伯編を書いてると思うんですがサエさんの心情が分かりません。

っつーか、男の気持ちなんて分かりませんよ。(ぇ?今更?

以上、知らない番号からの電話は出ないようにしましょうのコーナーでした。
PR
2008年03月19日  18時47分
コメント[ 2 ]  トラックバック [ ]
<<萌えるCPグランプリ。 | HOME |ブーム到来>>
COMMENT
ブンタかわゆす*。
本当尊敬します。


佐伯変ww
何か、良いですね。
私もこんな恋をしてみたい(違う
ちなみに、友達に双子が2組いますが、両方とも仲良しなんでフラグが....(友達をそういう目で見る酷い奴★((おま


そんなに喜んでもらえると、私も嬉しいです!!
本当、応援していますよっ
何かさり気なく此処の常連になっちゃってるしww



でも、あんなに可愛くて明るくないですorz
やっぱり、ミジンコに近い生物ですよww
ダビデに似てるんですか!?
本当に冬月さんに会ってみたいです(笑


簡潔に完結..ぷっ(ダビデ!?((バネさんに殴られました
28最高っすなあ(^ω^)
冬月さんの28はまじまじすっげー級ですww
またにやけてしまいました(笑


そうですか..?
お力になれているのなら良かったです(・ω・)
完成楽しみにしていますね★*。


ですね~
「冬月・ピヨタロス、月に建物を建設!!」
みたいな感じでしょうか?w
でも、私の中では冬月さんはもう有名人ですよww


また、私の方にも来て下さいねっ♪
【2008/03/1922:17】|URL|ピヨタロス#5761d00558[ EDIT ]
ブンちゃんは可愛くてナンボなんで、かなり気を遣います。




まぁ、変ですよ。(ヒド
私もしてみたい・・・。
最近はバネさんに恋してます。
恋敵はダビデ。
私も友達に双子が2組いますよ。
どっちも二卵性ですが・・・。
大丈夫ですよ。バレなければ。
私なんかクラスの男子を妄想して小説書いてるんですから・・・。(最悪


毎回応援アリガトです。
私もピヨタロスさんのブログの常連ですw



私、理科の教科書に載ってるそういう生物見て癒されています。
駄洒落を言うところが・・・。
でも、誰もツッこんでくれない;
バネすわぁぁん!!!(暴走
是非いつか会いましょうッ!!(マジ
バイトでお金を貯めます!




いーなー・・・。
バネさんに殴られて・・・(ぇ
すごくないですよ。
今までこんなんで28ファンの方々に刺されてないのが奇跡ですよ。
私はピヨタロスさんからのあり難いお言葉ににやけてます。



あんまり楽しみにしない方がいいですよ。
楽しみにしてたら読んだ後の落胆が大きくなりますよ。




毎日取材の嵐ですね!
有名人って憧れますよね。
私の中でもピヨタロスさんは有名人ww



はい!
遊びに行かせてもらいますね!!


では。
【2008/03/1922:42】|URL|冬月#99159bd7a9[ EDIT ]
COMMENT WRITE















TRACKBACK
トラックバックURL

<<萌えるCPグランプリ。| HOME |ブーム到来>>
忍者ブログ[PR]