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2024年05月09日  07時02分
・・・っちぇ、チェラリッ??!!
CATEGORY : [小説]
数日前のアクセス解析に“チェラリ”というワードが。

懐かしいね~。チェラリ。




・・・やっぱりアレって続き書かないといけないのかな?かな?

そんなことを夏樹さんに言ったら

「勿論。」



はい。書きますよ。

では、どうぞ。









前回までのあらすじっぽいもの。というかチェラリについての説明っぽいものです。詳しいことは夏樹さんのブログ・絶対領域。にどうぞ。

とある所に跡部サマが居ました。

そして、とある所に忍足と美恵さんも居ました。

忍足と美恵さんは付き合っております。

で、跡部サマは美恵さんのことが好きです。多分・・・。

ここからは前回までのあらすじ。

そんなある日。

跡部サマは自称天才の乾に入れ替わりの薬を作ってもらいました。

何故かというと、跡部サマは忍足と入れ替わって美恵さんと仲良くしようという企みをしていたんですよ。

そして跡部サマは忍足と入れ替われました。

で、入れ替わった忍足はというと食堂に美恵さんと姿は忍足の跡部に1人寂しく取り残されました。

ここまでが前回までのお話です。

で、ここからが新しいお話です。

多分・・・今回の話でチェラリが終わると思います。

では、どうぞ。







       ~チェラリズム・ライフ~



忍足と跡部が入れ替わって数日が経った。

忍足の姿をした跡部は希望通りに美恵さんと毎日仲良くやってます。

しかし、跡部の姿をした忍足は跡部に美恵さんと取られ毎日一人・・・。

可哀想な忍足。

そんな忍足の元へ跡部と美恵さんが来ました。

「よぅ・・・、おし・・・跡部。元気か?」

「・・・元気ちゃう。」

「・・・。」

跡部と忍足の姿を美恵さんはジッと見ています。

「・・・ゆぅ・・・。」

美恵さんは言い掛けた言葉を飲み込みました。

「行こう、侑士・・・。」

美恵さんは忍足の姿をした跡部の腕を引っ張ってその場を立ち去りました。

チク・・・

本物の忍足は悲しそうな表情をしながら2人の背中を見た。



自分が本物の忍足 侑士や。


そんなことが言えたらいいのに・・・。



忍足が本当のことを言えないのには訳があった。

1つは跡部と入れ替わっているなんてことを言っても誰も信じてくれないということ。

もう1つは



跡部の脅し。


数日前に忍足は跡部に脅されていたのだ。

『このことを美恵に言ったらどうなるか分かっているか・・・?』



はぁ~・・・。金持ちって怖いですねー。

けど、跡部サマに逆らうとホントどうなるか分かりませんからね。



「俺・・・ホンマどうしたらエエねん・・・。」

忍足はふぅ・・・と溜息を吐いた。








「あっ。跡部。」

そう言ったのは美恵さん。

「何・・・?」

跡部の姿をした忍足は美恵さんの近くに跡部が居ないことを確認した。

「ちょっといい?」

「?・・・エエけど。」

「じゃあ、屋上行こうか。」

忍足は美恵さんと屋上へ向かった。




屋上には誰も居なかった。

「美恵ぴょん・・・何?」

「少し待ってくれる。」

「う、うん。」

美恵さんはスカートのポケットから携帯電話を取り出した。

そして誰かに連絡を取っている。

「・・・今すぐ屋上に来て。」

ただ、それだけを言って美恵さんは電話を切った。

「誰に電話したん?」

「すぐに分かるわ。」




ガチャ

屋上の扉が開いた。

そこにいたのは忍足の姿をした跡部だった。

「遅くなったなぁ。」

「・・・別にいいわ。」

「で、用って何なん?」

美恵さんはまたスカートのポケットから何かを取り出した。

それは小瓶に入っていた。

「・・・何?その液体・・・。」

2人は少し恐る恐る聞いた。

「コレ飲んで。」

美恵さんは二つ持っていた小瓶を二人の前に突き出した。

「「え・・・。」」

「は・や・くッ!!」

2人は美恵さんの気迫に負けその液体を飲んだ。

ドクンッ!

心臓が鳴った。

そう、アノ時の様に。

2人は倒れた。








「ん・・・。」

1人が目を覚ました。

「え・・・っと。俺は?」

「侑士。・・・忍足 侑士。」

美恵さんは微笑んだ。

「え?」

その忍足は美恵さんの近くに倒れている跡部に気づいた。

「戻ったんや・・・。俺・・・俺・・・。」

「戻ったの侑士。」

忍足は美恵さんをギュッと抱きしめた。

「ちょ・・・、侑士苦し・・・」

「あ・・・ゴメ・・・」

「けど、今日はいいか。」

美恵さんも忍足を抱きしめた。



    -END-












    ~おまけ~



「跡部、そろそろ起きてよ。」

「ん・・・」

跡部は目を覚ました。

「やっと起きね・・・跡部。」

「美恵?俺は・・・」

跡部じゃない。

そう言おうとした跡部は美恵さんの後ろでムッとしている忍足に気づいた。

「なななな何でッッッ???!!!」

跡部は忍足を指差した。

「乾は元に戻す薬は作ってないと言っていたのに・・・。」

「アンタ、馬鹿?」

「え・・・。」

「入れ替わった2人がもう一度入れ替わりの薬を飲んだら元に戻るに決まってるじゃない。」

「ああ!」

後ろにいた忍足がポンと手を叩いた。

「何、アンタが納得しているのよッ!!」

「・・・そうだったのか・・・。」

「跡部・・・。あなたと侑士は違う人間なのよ。跡部には跡部の良い所があるんだからこんな卑怯な手使うの止めなよ・・・。」

「美恵・・・。」

こうして跡部の美恵さんとラブラブ作戦は幕を閉じた。


   -おまけ終わり-




あとがき。

最後まで読んでくださって有難うございましたッ!

夏樹さん、やっと書きましたよ!



以上、あとがきでした。
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2007年12月19日  21時55分
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