基本日記、他サイトの更新情報とか・・・。
#[PR] |
CATEGORY : [] |
#ねんがじょー。 |
CATEGORY : [日記] |
年賀状をさっきまで頑張っていましたー。 君と一緒にいると心が温かくなる。 多分これが“恋”というモノ―――。 ~僕の中の君は・・・?~ 少し肌寒い風が吹くこの季節。 俺たち中学生にはクラスメイトといい想い出が出来る行事がやってきた。 「男子ぃー。もぅ少し声出してよ。」 少し苛立っている様な女子の声が人の少ない廊下に響く。 そう、その行事って言うのは合唱コンクール。 「そんなこと言ったって朝から声出るわけないじゃん・・・。」 誰かがそう言った。 「んじゃあ、男子は男子だけで練習してよッ!」 女子は怒って教室の中に入った。 しばらくするとMDの音が廊下に聞えてきた。 「あーぁ・・・女子怒らせちゃったね・・・。」 そう言ったのは俺よりも小さい山都だった。 「ああ、そうだな。」 俺は平常心を装って答えた。 「けど、こんなトラブルがあるクラスの方が何か壁を越えた時、一致団結できそうだよね。」 にこっと笑う山都の所為で俺の平常心は一瞬にしてなくなった。 ・・・そう、俺はこの山都に“恋”をしている。 俺は改めてそう認識した。 結局その日の朝練は女子の機嫌を損ねたまま終わった。 「やぁーっと、お昼だー!」 山都は嬉しそうにお弁当箱を開けた。 「ホンット嬉しそうな顔するな。」 「だってお腹空いてるもん。」 「今日は色々あったからな・・・。」 その時、空気の入れ替えの為に開けてあった窓から冷たい風が吹いてきた。 「・・・っさぶ・・・。」 「何?お前寒いの?」 「ん・・・少しな。」 「じゃあ俺の学ラン貸すよ!」 「え・・・っ。い・・・」 山都は俺に有無を言わせる前に学ランを脱いで俺に渡した。 「少しはマシになると思うから。」 「あ・・・ありがと。」 「どーいたしましてっ。」 山都の学ランは少し小さかった。 山都の匂いがした。 その匂いに俺の心は満たされた。 「ぅ~・・・やっぱり少し寒いかも・・・。」 「あ、やっぱコレかえ・・・」 「俺の学ラン貸してやるよ。」 「えっ、いいの?」 山都に学ランを貸すと言ったのは延野だった。 「ありがとっ、延野!」 ズキ・・・ッ 俺の心に何か・・・上手くは言えないけど何というか・・・電気みたいなものが走った。 そんな俺の方を見て延野はフッと笑った・・・気がする。 何で・・・? 俺は延野の笑みの意味が分からないままその昼食時間は終わった。 -continue- あとがき。 最後まで読んでくださって有難うございますッ!! 前回から時間を空けてしまってスミマセンでした。 次からはもう少し早目にUPしますんで。 以上、あとがきでした。 PR |
|
コメント[ 0 ] トラックバック [ ]
|
COMMENT |
COMMENT WRITE |
|
TRACKBACK |
トラックバックURL |
忍者ブログ[PR] |