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2024年05月09日  00時56分
「向かい風が強いほど口笛を吹いてぇ~♪」
CATEGORY : [小説]
知ってる人は知っている歌です。

ジロちゃんの「Against Wind」

この歌は私が初めて聴いたテニプリのキャラソンです。

で、今日のマラソン大会のレポします。

まぁ、この歌のタイトルどおり私が走っている時にふくんですよね~。

そんな時は心の中でずっとこの歌を歌ってました。

で、しんどい時は取り敢えずテニミュを歌いました。

勿論、心の中でですよ!

じゃないと私多分捕まってますよ(笑

ラストの方はずっと「On My Way」

1人で感動的に終わらせました。

それまでは「ラン・ラン・ラン」とか「F・G・K・S」

あ、何でか「グッド・コンビネーション」も歌いましたねー。

取り敢えずテニミュばっかりでした。

あと、小説も考えてましたー。

集中しろよってツッコミはなしの方向で。

という訳で考えてた小説書きますね。

今回は幸村サマのお話。

ちょっぴり暗くなる予定です。

暗いのOKって方はどうぞ。









“笑顔”

それはただの奇麗事。

“笑顔”

それは僕の拒絶反応。

“笑顔”

それは―――





       ~拒絶反応~




「いつも笑ってばかりだな。」






ガムを噛んでいるブン太が俺に聞いた。

それは俺がよく言われている言葉。





「ほら、笑っていると気分がよくなるだろ?」





「ホントに気分いい?」





「え・・・?」

コレは俺が今までに言われたことがない言葉だった。

「だから、幸村くんは気分いい?」

「何言っているんだよ、ブン太。笑っているんだから気分が」

「いいに決まってる・・・。」

ブン太は地面を見ながらガムを膨らました。






「けど、人間は嘘を吐ける・・・。」

「ブン太?」

俺はブン太の言いたいことが分からなかった。

「嘘?それは何のことかな?」



「ソレだよ・・・。」

「ソレ・・・?」



「はい。今のも嘘。」

「俺は何にも分からないよ。」

「嘘。幸村くんは嘘ばっかりだね。」

「分かる様に説明してよ。」

俺は笑った。



「・・・。」

ブン太は俺の表情を見てまた言った。






それも嘘だね・・・。

と。



「拒絶・・・。」

ブン太は確かに俺に向かってそう言った。

「拒絶・・・?」





「その笑顔・・・。」

「笑顔・・・?」

ジッとブン太は俺の目を見る。




「やっぱり・・・拒絶反応・・・。」




拒絶反応。



俺はその単語にどこか心当たりがあった。



「じゃあ俺は誰に拒絶しているのかな?」





「俺。」







・・・俺だけじゃない・・・みんなだ。






そして自分自身も・・・。







またブン太は俺の目を見て言った。




俺は目を逸らした。




「怖い・・・?自分のホントウを見られそうになるの。」

「君は不思議なことを言うね・・・、本当の俺はここに・・・」

「居るよ。けど本当だけど嘘。」

「俺のどこが嘘なんだよ。」

俺は笑う。











「いい加減、嘘吐くの止めなよ・・・。」










さっきからブン太は俺が笑うたびにそう言う。

「俺の笑顔が嘘って言いたいの。」

「そう。」

「笑顔には本当も嘘もない。」

昔、誰かが言っていた。






「じゃあ、そんなこと言った人も嘘を吐いてるよ。」






「じゃあ、ブン太は何が本当で何が嘘なのか分かるの?」






「分からない。」

またブン太はガムを膨らました。








「だったら何でさっきから・・・ッ!」







「ソレは本当だね。」








「は?」






「ソレが本当の幸村くん。」






「俺はさっきと何も・・・」

「変わった。」

「どこが。」

「表情。」

「表情・・・?」

「怒った。」









「あ・・・。」

「みんなの前でもそうしなよ・・・。自分の感情そのまま出せばいいじゃん。」

そう言ってブン太は歩いた。







そして一度だけ立ち止まって俺に言った。





「みんなの前は勿論だけど、自分にもそのままの感情出せよ。」






『怖い・・・?自分のホントウを見られそうになるの。』







俺は怖かったのかな・・・?







自分が自分と向き合うのが・・・。








       -END-





アトガキ。

最後まで読んでくださって有難うございましたッ!!

さぁ、私は何を言いたかったのかな?

後半から訳分からなくなってきました。

ブンちゃんは明るくないし・・・。

幸村サマは黒くないし・・・。

よく分からない小説書いてスミマセンでしたッ!!

以上、アトガキでした。
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2007年12月12日  22時14分
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